自分の孫娘とカレーショップを経営する栃川に無理難題を押しつける虎沢。豚、牛、羊、トリの肉以外を使って旨いカレーを作れと。土郎とゆう子はまたも事件に巻き込まれる。
結婚退職していた信子が文化部を訪れ新婚の悩みを打ち明けた。 夫のひどい偏食が直らないのだと。真山家を訪ねた土郎はベーゴマでの勝負を持ち出す。一体何を考えているのか土郎は…・・。
スキヤキ老舗「牛松」を番頭に乗っ取られた松垣に、土郎は“シャブスキー”を伝授する。シャブシャブとスキヤキの長所のみを生かした この料理に雄山も舌鼓。松垣の「本家・牛松」は大繁盛。
近頃、物忘れの激しいゆう子の祖母は、家族のみんなに連れられ、亡き夫との思い出の店「鳥玄」に行くが昔の味と全然違う、臭くてまずい”と泣き出す。家族はそれを物忘れが増えたせいだと嘆くが実は!?
東起デパート社長・稲森は大変な食通だが、どんな素晴らしい料理を出しても全く食べない。経営者同士の親睦会にもヒビが。理由を知っ た土郎は究極のメニュー・佛跳職に賭ける。
アメリカの動物保護団体「鯨十字軍」の反捕鯨運動で日本の捕鯨は絶体絶命に追い込まれた。雄山の猛烈なふるまいに刺激された土郎は手始めに「鯨十字軍」に参加している板前・ジェフを説得。
「鯨十字軍」の説明にジェフは愕然。自分を悔いる。土郎は副総理・角丸に“外国の理不尽な圧力に屈し、日本の伝統的な食文化を捨て去ること”の愚かさを訴える。遂に対決の時が来
“冷やし中華なんて料理として認めない”と言う士郎だが、同じ言楽を雄山から聞くと反発。冷やし中華の価値を雄山に認めさせる事になった。最高の素材と技術を駆使して勝負に臨むが・・・
年々失われる安全で美味しい日本の水。バー「海神」の主人は自宅の良質な井戸水で水割りを出していたが、それも遂に汚染され閉店を決意する。訪れた土郎達は主人と最後の乾杯を交わす。
落語の八笑師匠と豆腐料理専門店に行く士郎達。だが肝心の豆腐がおかしい。折から板前と喧嘩を始めるアメリカの豆腐料理研究家・ブラック。「この豆腐はニセ物だ!」。本物の豆腐とは?
ハイキングで体力不足を痛感したゆう子達文化部女子の面々は、昼休みにジョギングを始めた。“疲れにはこれ!”とレモンを丸かじりするゆう子達を見て、土郎は輸入レモンの危険性を説く。
江戸火消し・花川戸組の頭は毎年、伝統の“江戸風雑煮”を食べて出初式に臨む。ところが今年は大事な雑煮の具・本物の蒲鉾がない! 縁起をかつぐ頭は意気消沈。そこで土郎のとった手段は!?
花村女史が一目惚れ。相手はどこの誰だか全く判らず、手がかりはその人のくれた美味しい煎餅だけ。それを食べた土郎は旨さの秘密がしょう油にあると気付く。赤い糸は煎餅のしょう油でつながるか!?
唐山陶人は陶器に塗るうわぐすりで本物のトマトの赤色を出そうとするがうまくゆかない。雄山が聞き付けて有機農法・露地栽培のトマトを持って来たが陶人は納得しない。トマトの赤とは。
ゆう子の親友で茨城出身の美枝が婚約したが相手は関西出身。納豆をめぐって意見が対立。せっかくのアツアツカップルも大ゲンカ。婚約者の靖夫は食べられるようにしてと土郎に泣きつく。
土郎が見合いをするが、大原社主の顔を立てた義理。相手の昭子も同じ立場だったのですっかり打ちとけた二人は食事に行く。昭子はサラダしか食べない。そこへ昭子のかつての婚約者が・・・。
人気漫才コンビのすべっ太は自分だけの才で人気があると勘違いしてコンビを解消するが1人ではうまくゆかない。噺家のブラックにたのま れた士郎はすべっ大を柳川鍋に招待する。
美食倶楽部で働く良三は雄山から料理人の華といわれる椀方に推薦された。だがそれには雄山の課題にこたえなければならない。良三は雄山指定のシジミ汁を最高の材料で作るのだが・・・。
結婚の申し込みをする男気の出ない写真家の荒川。そのきっかけをボクサー沢矢の勝利に賭けるが、沢矢は減量がうまくゆかず絶不調。 困った荒川は土郎に美味しいが太らない料理をたのむ。
調理士見習の上田は仕事先の大衆食堂の主人のやる気のなさに嫌気がさして料理そのものへの興味をなくしていた。土郎はオムレツ専門店へ上田を誘い、女性シェフ花森の働く姿をみせる。
若手人気落語家だった吉笑は“名人の息子”という奢りから八笑師匠に破門された。今は非を悟り落語の情熱を燃やし続ける吉笑だが、山岡の演出した飯で破門は解かれるか?
女子柔道の名門・武徳女子大は選手の健康管理のため、白米を禁じ玄米食を信奉している。だが、まずい玄米に拒絶反応を示す部員の訴えで山岡はある重大な問題に思い当たる。
F3000レーサー・槍村は間近に迫った大レースへの不安から不眠症になる。焦る槍村に山岡はあえて謎めいた料理の名をぶつけた。 苦しむ槍村。キーワードは“骨のない魚”だ!
富井の弟・修は亡父が兄だけ可愛がり、自分は大学進学を断念させられたと兄を責める。富井は、父が逆境の中でも精一杯二人を愛していたど“代用ガム”の思い出を語るが・・・。
ブラックの恋人のテルエが入院したが、栄養のあるものを食べようとしない。もっと栄養をつけなければと山間に相談したところ、大豆をひいた呉汁はどうかとすすめる。
中国残留孤児の身調査を手伝うことになった富井副部長だが、肉親探しの唯一の手掛かりば黒い刺身”を食べた記憶だけだという。 山岡は必死で黒い身の魚を探し歩くが・・・。
宮井は昆布をゴキブリにかじられた責任で美食倶楽部をおいだされてしまった。だがそれは雄山の勘違いと気付いた山岡は、宮井を連れて北海道の利尻島へと向かう。
東西新聞社とフランスのルタン社が業務提携する事になったが、その祝宴で社主同士が互いの国の料理の臭いをけなし合って喧嘩。そこで山岡は周大人に仲裁を依頼する。
社員の武田が始めたペンションを訪れた山岡たち。しかし経営状態は良くない。料理も一流のフランス料理なのに・・・。山岡は何か名物があればいいがと考えるが・・・。
東西新聞の究極のメニューに対抗して帝都新聞では至高のメニューを発表。なんと指揮をとるのは海原雄山。山岡と雄山は卵の前菜で社運を賭けて対決する。
雄山の用意した前菜は真に至高と呼ぶにふさわしいもの。だがそこには材料の秘密があった。そこで同じ材料を使って再度挑戦する山岡だったが・・・。
山岡の幼なじみの数夫はやくざから足を洗って料理屋を始めたが、母は信用しようとしない。そこで山岡は母の好物自然薯を掘りに数夫を連れてゆく。
美食倶楽部の仲居の鈴子は、婚約者に裏切られ自殺を図るが未遂に終わり、それ以来何も食べようとしない。鈴子に好意を持つ良三に相談を受けた山岡は鈴子の故郷を訪れるが・・・。
野菜で究極と至高の戦いをする山岡と雄山。ただし今回は雄山の提供した無農薬キャベツを使っての勝負。素材の持ち味を最大限に引き出した雄山の料理に愕然とする山岡だが・・・。
キャベツの対決で負けた山岡はカブで巻き返しを図るが雄山は自分の料理に満足せず勝負は延期となった。そんな折、田舎から出て来た荒川の母の料理を食べた山岡はこれだ!?とひらめく。
ゴリ料理店の主、森口は以前働いていた料亭での結婚話が自分の醜さ故に破談になったと思い込んでいた。山岡は外観は悪いが豊かな味を持つゴリを例に料理人は顔じゃないと言う・・・。
中松警部の幼馴染で一膳飯屋の主人・半吉は善良な男。彼は同じ長屋出身の歌手・明日香まゆみと婚約していたが、人気が出るにつれ彼女は彼から離れていった。ある日まゆみに大変な災難が・・・。
土郎はある夜新宿でチンピラにからまれていた少女を助ける。事情を聞くと彼女は、社会的名士だが冷めた関係の両親に反発して不良になろうと夜の街に来たと言う。土郎は彼女の両親に会うが・・・。
士郎は立ち退きを迫られている児童養護施設を救う約束を子供達にした。そして、土郎は洋東グループのホテル落成パーティで盛口会長に近づいた。はたして、からあげが子供達を教えるか!?
横網若吉葉に縁談、花嫁候補の3人は皆美しい良家のご令嬢だ。 嫁選びに大原社主の提案でおせち作りの腕を見る事となる。しかし横綱は地味だが堅実なお手伝いのすみ子に密かに心寄せていた。
餃子チェーン店「お春」の餃子は山脇社長が苦楽を共にした亡き妻が決めた素朴な味だ。しかし最近は急成長の競合店「一本槍」に押され気味。山岡と山脇は「一本槍」へ試食に乗り込むが・・・。
「お春」・「一本槍」の対立は、雄山がからんで“発極対至高”の戦いに発展する。山岡は“究極の餃子は餃子の王道・本道を追求してこそ完成する”との情念で勝負に臨む。雄山の餃子は?
山岡とゆう子がテレビ番組「クイズ・味で勝負」新聞社対抗戦に出演。 他社は有名な食通が勢揃いで“高級な美食のみ尊し”と言わんばかりの態度。そのグルメ自慢達に山岡の一言が波紋を!
洋食「銀洋亭」の主人・中里は腕の良い料理人だが、同郷の天才シェフ・室野の記事、“フランス料理は洋食如きとは次の違う芸術だ”を読み強い劣等感に陥る。中里の自言を挽回するには?
映像作家の房元は天才肌だが己の感受性に反する物を認めない。TV プロデューサー・田中も“ムシが好かない”で一蹴された。房元を説得すべく土郎はエイと鮫の料理で彼の“感受性”に挑戦する!
鮫料理は房元を納得させたが、エイ料理は雄山を巻き込んで、“発極・至高”対決のテーマとなってしまう。クセのある素材の持味を最大に生かす方法とは何か?土郎と雄山の感受性に意外な共通点が・・・。
受験を控える小泉局長の息子が補導された!仕事人間で家族の機微にうとい小泉はうろたえ、感情的になって父子の間は一層険悪になるばかり。土郎の伝授した“及第ガユ”が家庭の危機を救えるか?
富井副部長が左遷!?きまじめな氷山人事局長は落ちつきの無い富井が我慢ができないという。すっかり落ち込んだ富井を何とか助けようと土郎は大原社主と相談して江戸の味の会を開く事にする・・・。
孫娘の結婚費用のためイカ300キロを1ヶ月で完売しようと行商するお婆さんだが交通事故で大ケガ。話を聞いた士郎はそのイカを社内販売で捌こうとするが、イカ嫌いの総務部長の待ったがかかる。
多山財閥の御曹司がゆう子を見初めた。土郎をライバル視した多山は「食は三代」の持論がある評論家の竹原を使って味覚を試させる。 土郎に恥をかかせ、ゆう子に助け船を出して点を稼ぐ企みだが・・。
社員食堂シェフ・相川は昔、放浪三味で自分の店を潰し離婚。別れた妻子に未練充分だが信用は簡単に取り戻せない。そんな時テレビの社員食堂対抗戦出場が決定。得意の誠実コロッケで優勝・復縁なるか?
名門料亭の息子・足田が大金を使い遊び回っている。彼を振った女性が「もっと贅沢な暮らしがしたい」と言った反動で料理人の身に絶望したのだ。未だに彼を愛する婚約者・宿子は士郎に助けを求める。
富井副部長の息子ヒトシの運動会に出場する事になった土郎とゆう子。そこで上郎はヒトシの同級生マサシが、体が弱いのを理由に「モヤシ」といじめられている事を知る。土郎のモヤシ料理でマサシを救えるか!?
「ワールド」副編集長・アーサーは土郎の協力で“日本文化丼論”を書き、大成功。それを見たフリーライターのアンナは「日本文化はのり巻きだ」と主張し、記事採用を求めるがアーサーは納得しない。
世界の一流レストランが東京に支店を出し始めたのを機に「世界味めぐり」の企画を練る土郎たち。そこで評論家の桜田に協力を依頼するが断られてしまう。理由はレストランに行けばわかると言われて・・・。
名人と言われた先代が死に、老舗天ぷら・銀屋は息子の則夫が継いだが客は極端に減った。腕は父親に劣らぬ彼ゆえに理由が判らず悩む。客の心理を見抜いた土郎は彼が先代を超える為の活路を発見!
辰さんの仲間に入った信は料理上手。大阪のレストランのオーナーシェフだったと言う。店は繁盛、順風満帆の彼がなぜ妻子を置いて蒸発したのか?意外な事情を聞いて力を貸す士郎達だが・・・。
士郎はドイツの豪華客船のシェフ・寺杉に、彼が昔修行をしたドイツ料理店・ハンザの味を確認してきて欲しいと頼まれた。彼はかつてオーナーの娘と婚約までしたが、不幸な事件のために別れたきりだと言う。
日本画の大御所・清谷吟香は京極の喧嘩友達。京極の自慢の松茸に”海にもこれに劣らぬ物がある”と張り合う。初夏に、それをとろうと海に潜った吟香が脳内出血で倒れた。海のマツタケご飯とは何か?
母親の蒸発で残された幼い兄妹。しばらくの間、塾の経営者・幡中が二人の面倒を見てくれる事になった。ある日、塾のピクニックで彼の作ったおにぎりの梅干しを捨ててしまう兄妹。幡中は厳しく咎めるが・・・。
清酒江戸一番の専務・均野は社運を賭け招聘した杜氏・喜山を我知らず激怒させ、就職を拒否されるが理由が全く判らず狼狽。事情を聞いた土郎は均野の兄(社長)の味覚と嗅覚に全てを託す。
祇園祭りの帰りに土郎は陶人の妻・領子に頼まれた鯖寿司を買うが、事情を知らぬゆう子達に食べられてしまう。領子は自ら不足分を作るが、食べた陶人が食中毒で入院。原因は領子の腕か?それとも!?
一流料亭・芝浜の若旦那は”料理は総合芸術。私はプロデューサーだ”と言い放ち板場に立つ事を軽視する。だが彼の個展で絵を一目見た土郎は彼に料理素材の選択眼が全くないと指摘。
夕刊連載直前の作家・加村はスランプが長く、今回も書き出しに苦しんでいる。部長の依頼で彼を訪ね、その妻にほうじ茶の淹れ方のコツを教える土郎だが、暴君・加村と従順な妻に亡母と雄山の姿が重なる。
ゆう子の祖母・たま代が助けた暑気当たりの易者は会社相談役の大橋。毎日看病に通ったたま代だが、今度は自分が暑気当たり。恩返しにと自らそうめんを作る大橋だが、たま代の食欲は回復しない。土郎の出番だ!!
酒仙とまで呼ばれる文芸評論家・古吉は“日本には本物の精神・文学を育てるスピリッツ(蒸留酒)がない”と嘆く。土郎はこれに異を唱え大衝突。古吉を納得させる酒は究極の酒・古酒しかない!!
士郎は中松管部に保護された記憶喪失の男を記事にした。それを見て妻が現れ、男がカレーショップの店主であると判る。しかも過去に傷持つ妻は夫を愛する故に彼の記憶の回復を恐れているようだ・・・。
東西グラフの新企画「世界味めぐり」に、土郎とゆう子も参画して欲しいとの事。担当は才色兼備の二木まり子だ。だが小泉局長の反対にあってしまう。3人の秘策は!?
まり子の父、二木に鳥料理屋に招待された土郎と雄山。だが出された料理は禁鳥のツグミだった。知らずに手をつけた土郎に、雄山は激怒する。
「世界味めぐり」の写真に不満のまり子が、新進カメラマンの近城身の起用を提案。早速、3人で頼みに行くが、料理の写真には挑戦精神が湧かないと断られてしまう。
パリで活躍するデザイナー平尾英が帰国した。疲れきった平尾に、引退を心配した近城は、士郎と雄山に平尾がパリに帰りたくなるような料理を作ってくれと頼む。
まり子の叔母・輝子と偶然知り合った土郎。彼女は美人だが気位が高く、長年の恋人・片森に対しても高慢さ故に婚約を逃しかけている。一計を案じた土郎は輝子の好物で片森に彼女を諌めさせる。
二都銀行会長は孫・まり子の見初めた土郎の評判を探りに東西新聞へ。だが社主の語る士郎像は最悪。その日、陶人の作品をうけ取る席で偶然士郎と同席した会長は悪しき先入観を覆す事件に遭遇する。
小泉局長は辛し明太子が大好物。だがフリーの写真家・近城がその味を否定した事から土郎をも巻き込んでの大喧嘩に発展。3日後に“岡星”で争いの決着をつけると宜言した土郎が・・・!?
“日本人好みの味”と話題のスパゲッティ店で雄山は「基本を外しながら“日本好み”も何もない」と店主を一喝。居合わせた土郎に究極対至高のテーマとして“日本人好みのスパゲッティ”を提案する。
ゆう子の同級生・季子とその恋人・教一は大変な美男美女。だが互いに相手を裕福な令嬢・御曹司と思い込み“自分のような者は相手に相応しくない”と悩む。二人の滑稽な誤解に一計を案じる土郎。
数年前に消えた妻・冬美発案の豪華鍋焼うどんを京極や土郎達に振舞う岡星。そこに良三が駆け込み、スキー場で彼女に偶然会ったと言う。岡星は即座に現地へ。思い出の鍋焼うどんに冬美の心は!?
大原社主の自宅に年始に集った文化部一同。そこへ大原の幼友達でライバルの大金持・大河が乗り込んで来る。金にあかした鯛料理で次々に無礼な挑発を受けた大原は、土郎に名誉挽回の期待を託す。
風邪で会社を休んでいる土郎を見舞ったゆう子とまり子。そこで出会ったのは中川の妻で士郎の育ての親的存在の「ちよ」。二人を士郎の花嫁候補とみなしたちよは咄嗟の出来事を利用し、二人に花嫁試験を!?
写真家・近城は料理の写真に今一つ情熱が持てない。貧しい幼少期の御馳走だったカジキの刺身と、食べさせてくれた母をかつて食道楽の師匠達に愚弄された事が原因。土郎は近城と共に、その真価に迫る!!
ピザレストランに足繁く通う島高部屋の鏡洋。目的は相思相愛のオーナーの妹・とし子だが、ちゃんこ絶対主義の親方に結婚話を打ち明けられずにいる。話を聞いた土郎とゆう子は彼の為に一計を案ずる・・・。
まり子の祖父が、婿取りの伏線として土郎に大レストラン経営を依頼。心動く士郎だが結局、僥倖に頼らぬ人生を選ぶ。土郎はその志をまり子の祖父に伝える場にいわし料理専門店・佐伝を選ぶ。
菓子対決を控え、和菓子「甘善堂」主人宅へ陶人設計の茶室を見学に来た土郎は、然訪れた雄山に“菓子の本質はこの茶室の中にある”と謎をかけられる。この意味を解いて土郎は勝負に臨めるか!?
小泉局長最愛の猫・パシャが消化不良をきっかけに拒食症に。大好物のアジの干物も効果なし。このままでは命が危ないと土郎に泣きつく小泉。対策を探る内、土郎は干物作りの現状に思い当たる。
借金の肩代わりに結婚資金を失った写真家・荒川に、美術品蒐集家・佐高が木彫りのきかザル入手の代理交渉を依頼。持ち主は荒川と親しいが一刻な松森。高額の成功報酬を約束され荒川は松森邸に足を運ぶが・・。
This is the unaired pilot, a similar story to episode 2 of the main series but with Different VAs.